老年期の心理社会的課題への関与からみた類型と関連要因 <論文>
広島大学心理学研究 10 号
159-170 頁
2011-03-31 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
老年期の心理社会的課題への関与からみた類型と関連要因 <論文>
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タイトル ( eng ) |
The type of psychosocial tasks and related factors in the elderly
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作成者 |
深瀬 裕子
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収録物名 |
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
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号 | 10 |
開始ページ | 159 |
終了ページ | 170 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
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抄録 |
本研究では, 高齢者が各心理社会的課題にどのように取り組んでいるのかを, 対象者の基本的属性, 心理社会的課題への取り組み方, 生活歴などとの関連から総合的に検討することを目的とした。20名の対象者から得た語りを, 第8課題を構成する2つの指標(過去および現在の人生への取り組み方, 自分の死への取り組み方)から分類し, 5つの類型を抽出した(統合群, 過去の統合・死の否認群, 後悔・死の統合群, 後悔・否認群, 語りなし群)。分析の結果, 第8課題への肯定的な取り組みは, 他の7つの心理社会的課題への肯定的な取り組みと関連しているが, これは自分の死や過去の危機的状況からある程度距離を置いているためと推察された。さらに過去の葛藤を統合するには, 自分のあり方への肯定的な取り組みが重要であることが示唆された。また, 特に女性は青年期前後に主体性を発揮しにくかったことがうかがわれ, 自己のあり方への取り組みにはコホートと性別が関連していることが指摘された。今後は, 質問項目, 分析方法を精緻化し, その妥当性を検討することが課題として考えられた。
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著者キーワード |
老年期
心理社会的課題
類型
事例
E. H. Erikson
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NDC分類 |
心理学 [ 140 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
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発行日 | 2011-03-31 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129
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