高齢者の健康政策に関する研究の系譜と課題 <研究ノート>
広島大学マネジメント研究 9 号
59-72 頁
2009-03-22 発行
アクセス数 : 1066 件
ダウンロード数 : 508 件
今月のアクセス数 : 3 件
今月のダウンロード数 : 1 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.15027/29963
ファイル情報(添付) |
HUMR_9_59.pdf
766 KB
種類 :
全文
|
タイトル ( jpn ) |
高齢者の健康政策に関する研究の系譜と課題 <研究ノート>
|
タイトル ( eng ) |
Review of Health Policy Studies for Aged People and Related Research Subjects <Notes>
|
作成者 |
平岩 和美
|
収録物名 |
広島大学マネジメント研究
Hiroshima University Management Review
|
号 | 9 |
開始ページ | 59 |
終了ページ | 72 |
収録物識別子 |
[ISSN] 1346-4086
[NCID] AA11658355
|
抄録 |
高齢化を背景として, 日本の医療政策は予防の強化に重点を置くことになった。本稿では介護予防事業に焦点を当て, 高齢者の健康維持にかかわる医療制度的要因, 社会的要因, 個人的要因について考察した。これまでの研究では, 医療制度的要因では健康維持に関する制度的要因について, 社会的要因では社会が自然に及ぼす影響と付随して生じる健康問題, 平均寿命の地域差, 労働, 地域のソーシャルキャピタルについて, 個人的要因では遺伝, 所得, 生活習慣について検討されてきた。医療制度的要因ではハイリスク高齢者を対象にする方法と高齢者全体を対象とする方法をどのように用いるかが課題であると考えられている。社会的要因のソーシャルキャピタルは健康維持の分野で近年注目されている。個人的要因では, 有益な自己決定を行えない場合に, 行政によるサポートが必要とされている。行政は地域と個人の特徴を把握し, 魅力ある事業を提供する役割があると示唆された。
|
著者キーワード |
高齢化
健康維持
介護予防事業
医療制度的要因
社会的要因
個人的要因
|
NDC分類 |
医学 [ 490 ]
|
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学マネジメント学会
|
発行日 | 2009-03-22 |
権利情報 |
Copyright (c) 2009 by Author
|
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1346-4086
[NCID] AA11658355
|