学部教育実習生と院生のチームによる共同アクションリサーチを通した授業研究(1)

学部・附属学校共同研究紀要 Issue 38 Page 75-80 published_at 2010-03-31
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File
AnnEducRes_38_75.pdf 1.27 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
学部教育実習生と院生のチームによる共同アクションリサーチを通した授業研究(1)
Title ( eng )
Lesson Study through Collaborative Action Research with a Team of Undergraduate Student Teachers and Graduate Students (1).
Creator
Yamada Teppei
Source Title
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
Issue 38
Start Page 75
End Page 80
Journal Identifire
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
Abstract
本研究では, アクションリサーチという手法によって, 実践と研究を統合して授業研究を行うことにより, 教育実習生の教科指導力と, 院生の授業観察力の向上をめざした。その結果, ある程度の成果を挙げることができた。院生は当初, 授業規律のような, 教科外の問題に視点を当てていたが, しだいに教科の内容に関する問題に着眼するようになっていき, 問題に対する対処法に関しても, 的確なアドバイスができるようになった。実習観察後に行った院生へのインタビューから次の仮説が浮かび上がってきた。

教科の専門性は, 専門教育で培われるものを土台として, そのうえに教科教育学的な方法論が位置することによって, ようやく獲得されるものではないだろうか。模擬授業や教育実習を積み重ねることだけでは獲得されないものであるといえよう。
NDC
Education [ 370 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学学部・附属学校共同研究機構
Date of Issued 2010-03-31
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679