認知カウンセリングによる一次方程式の文章題解決へ向けての個別学習援助 <資料>
広島大学心理学研究 9 号
283-299 頁
2010-03-31 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
認知カウンセリングによる一次方程式の文章題解決へ向けての個別学習援助 <資料>
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タイトル ( eng ) |
Individual study support for a child with problem setting up a simple equation by cognitive counseling
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作成者 |
山田 恭子
木舩 憲幸
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収録物名 |
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
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号 | 9 |
開始ページ | 283 |
終了ページ | 299 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
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抄録 |
文章題から一次方程式を立式し, 正確に解くというプロセスを身につけること, 自己調整学習を身につけること, 学習意欲を高い状態で維持することを目標とした個別学習援助を行った。クライエントは中学3年生の女子で, 文章題が解決できないという問題を持っていた。援助は5ヶ月間, 週に1度のペースで15回行った。また, 全体を通して, ワーキングメモリ容量, 脱文脈化, 自己調整学習の枠組みに基づいた援助を行った。具体的には, クライエントのワーキングメモリ容量を測定し, その容量を効率的に使えるような援助を行ったり, 一つの情報を様々な場面で再生させることで知識の定着と応用ができるような援助を行ったり, 常に自分の状態をモニタリングして, コントロールする視点を持つような援助を行ったりした。その結果, クライエントを文章題解決のプロセスと自己調整学習方略を身に付けつつある状態に導くことができた。また, 学習意欲については, 高い状態で維持されていた。このことから自己調整学習方略を実行する準備はできていると考えられる。今後は, より自発的に自己調整学習ができるような援助を行うことが必要であろう。
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著者キーワード |
認知カウンセリング
自己調整学習
ワーキングメモリ
脱文脈化
学習意欲
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NDC分類 |
心理学 [ 140 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
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発行日 | 2010-03-31 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129
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