成人弱視者のための弱視レンズ訓練プログラムの作成(1) : 弱視レンズ使用状況を中心として <研究>

弱視教育 Volume 33 Issue 1 Page 9-14 published_at 1995-07-01
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File
JakushiKyoiku_33-1_9.pdf 332 KB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
成人弱視者のための弱視レンズ訓練プログラムの作成(1) : 弱視レンズ使用状況を中心として <研究>
Creator
Tatsumi Kazue
Kobayashi Hideyuki
Kawashima Hidetsugu
Source Title
弱視教育
Volume 33
Issue 1
Start Page 9
End Page 14
Abstract
本研究は成人弱視者のための弱視レンズ訓練プログラムの作歳を目的として行ったアンケート調査の結果を報告したものである。質問項目は, 成人弱視者が日常生活で頻繁に遭遇するであろう39場面について, 弱視レンズの使用頻度と, 使用しない場合の理由を選択回答する形式とした。その結果, 使用頻度が高い6項目は近用レンズで文字を認知することが必要な場面であり, 使用頻度の低い18項目は遠用レンズで認知することが必要な場面と目と手の協応を必要とする場面であった。レンズを使用しない理由として, 弱視レンズ訓練と直接的に関係する選択肢「レンズで認知するのが困難だから」が高頻度で選択された9項目は, 遠用レンズを用いた広視野空間探索場面であった。これらの集計結果と39項目の相関分析及び信頼性分析から, 共通の使用技術が適用可能と考えられる10領域を設定した。今後, この10領域をもとに成人用弱視レンズ訓練プログラムを作成する予定である。
Keywords
弱視レンズ
成人弱視者
弱視レンズ訓練プログラム
弱視レンズ使用場面
アンケート調査
NDC
Education [ 370 ]
Medical sciences [ 490 ]
Language
jpn
Resource Type journal article
Publisher
日本弱視教育研究会
Date of Issued 1995-07-01
Rights
Copyright (c) 1995 by Author
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 0286-942X
[NCID] AN0011136X