大学生におけるストレッサーの特徴 : 認知的評定、及び心理的ストレス反応との関連の検討 <資料>
学校メンタルヘルス Volume 9
Page 57-63
published_at 2006
アクセス数 : 7804 件
ダウンロード数 : 11107 件
今月のアクセス数 : 23 件
今月のダウンロード数 : 41 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00027290
File |
JSMH_9_57.pdf
571 KB
種類 :
fulltext
|
Title ( jpn ) |
大学生におけるストレッサーの特徴 : 認知的評定、及び心理的ストレス反応との関連の検討 <資料>
|
Creator |
Mafune Kousuke
Suzuki Ayako
|
Source Title |
学校メンタルヘルス
|
Volume | 9 |
Start Page | 57 |
End Page | 63 |
Abstract |
本研究は、実際に体験のあった出来事の自由記述から大学生のストレッサーを分類し、認知的評定、心理的ストレス反応からストレッサーの特徴を検討することを目的とした。調査は大学生129名を対象に実施し、90名から有効な回答が得られた(有効回答率69.8%)。分析は、まず、ストレッサーに関する自由記述をテキストマイニングツールWordMinerによってキーワードを抽出、分類し、群分けした。次に、ストレッサー群を独立変数、認知的評定尺度得点、及び心理的ストレス反応尺度得点を従属変数とした1要因配置の分散分析を行った。
その結果、ストレッサーに関する自由記述は、アルバイトやサークル活動におけるトラブルからなる「アルバイト・サークル」、友人や恋人、家族との不和等からなる「人間関係」、授業での発表や課題等からなる「学業」、就職や進路に関する悩み等からなる「進路・就職」、持ち物の故障や盗難からなる「損害」、さらに、特徴的なキーワードが認められなかった「その他」の6群に分類された。 さらに、分散分析の結果、認知的評定の内、「影響性」と「コミットメント」のみに群間で有意な差が認められた。Tukey法による多重比較を行った結果、アルバイト等よりも進路・就職に関連する出来事において、自分への影響がより大きいことを自覚し、さらに、アルバイト等よりも発表や課題といった学業上の出来事や持ち物に関するトラブル(損害)に対して、より積極的に関わろうとする傾向が示唆された。心理的ストレス反応においては、群間に有意な差は認められなかった。 |
Keywords |
ストレッサー
認知的評定
心理的ストレス反応
大学生
|
NDC |
Psychology [ 140 ]
|
Language |
jpn
|
Resource Type | journal article |
Publisher |
日本学校メンタルヘルス学会
|
Date of Issued | 2006 |
Publish Type | Version of Record |
Access Rights | open access |
Source Identifier |
[ISSN] 1344-5944
[NCID] AA1140918X
|