An Interim Report on a Project to Develop On-Line Video Materials Based on Findings in Cross-cultural Pragmatics
広島外国語教育研究 6 号
71-79 頁
2003-03-31 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( eng ) |
An Interim Report on a Project to Develop On-Line Video Materials Based on Findings in Cross-cultural Pragmatics
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タイトル ( jpn ) |
異文化語用論をべースにしたオンライン型ビデオ教材の開発研究
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作成者 |
Ito Yasuko
Harsch Kenton
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収録物名 |
広島外国語教育研究
Hiroshima Studies in Language and Language Education
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号 | 6 |
開始ページ | 71 |
終了ページ | 79 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1347-0892
[NCID] AA11424332
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抄録 |
本研究は, 1980年以降に著しい研究の進展を見せるcross-cultura1/interlanguage pragmatics(異文化語用論)の研究成果を背景とした教材開発の試みの中間報告である。開発をめざす教材は, 英語の基礎的運用力をもった日本人中級・上級英語学習者を対象に, 実際の英語使用場面において日本人が遭遇する異文化葛藤場面にスポットを当てて, 日本語・日本文化と英語・英語文化との間のコミュニケーション・スタイルの違いを理解しながら, コミュニケーション上の誤解への対処および回避, さらには問題解決を図るための英語運用力を習得させることを目的としている。, 本教材は発話行為をシラバスの基盤としている。たとえば, 「相手の申し出を断る」という行動はどの社会にも普遍的に見られるものであるが, それを相手との人間関係, 年齢差, 親密度, 申し出の重さ, などに応じて, どのように実現するかは文化によって異なる社会言語学的規則に支えられていると言われている。本教材では, 日本人英語学習者とアメリカ人を中心とする英語母語話者が英語でコミュニケーションを図る際に, 「依頼する」「断る」「謝る」の3つの発話行為をどのように理解・表現するかについての理論・実証的研究からの知見を活用している。
本教材の第一の特徴は, 内外で実施された研究をべースに, 日本人の英語使用上の特徴, あるいは英語と日本語の表現との相違点を学習者に意識させることにある。さらに, 第二の特徴として, 日本人がコミュニケーション相手との年令, 社会的地位, 親しさなどの違いに非常に敏感な国民性を持つことを考慮に入れた教材であることがあげられる。また第三の特徴として, 英語母語話者の直感的理解を基盤とするだけでなく, 海外留学の場面で最も遭遇する可能性が高いと思われる場面での対話をできるだけ自然な場面を録画してビデオ教材化しようとしていることである。 本報告は, 昨年9月下旬に行ったアメリカでの録画・資料収集についての中間報告である。 |
NDC分類 |
教育 [ 370 ]
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言語 |
英語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学外国語教育研究センター
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発行日 | 2003-03-31 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1347-0892
[NCID] AA11424332
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