理科における中学校・高等学校の接続について(III) : 有効な学びのスパイラルと科学的思考の深化をめざして

学部・附属学校共同研究紀要 Issue 37 Page 69-74 published_at 2009-03-31
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File
AnnEducRes_37_69.pdf 1.28 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
理科における中学校・高等学校の接続について(III) : 有効な学びのスパイラルと科学的思考の深化をめざして
Title ( eng )
Research on the connection of the junior and senior high school in the science (II) : It aims at an effective spiral of learning and the deepen of the scientific thinking
Creator
Kashihara Rinzo
Source Title
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
Issue 37
Start Page 69
End Page 74
Journal Identifire
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
Abstract
この研究は, 中学校から高等学校への理科における学びを検討し, 科学的思考力やリテラシーの育成のためにどのような視点からカリキュラムを構築し, 教材を組み立てていくか, 特に中学校における「地学」的な内容の検討を中心に行う研究の3年次(最終年次)にあたる。第1年次は, 中学校3年生で, 「地学」的な内容を第3学年集中的に実施する教育課程を実施し検討を行った。第2年次は, 理科の授業を改善する視点として「科学的なリテラシー育成」のための方策を示し, それを具体化した単元案を作成し, 特徴的な内容について実践を行った。3年次の本研究は, 中学校から高等学校へとつながる, 科学的な思考の深化のための考え方を示すとともに, 科学的思考力や判断力, 表現力など, リテラシー育成の方策として, 中学校理科の地学的な内容における具体的なカリキュラムの提案を行った。特に, 内容のスパイラルと同様に, 能力やリテラシーに関しても, 有効な学びのスパイラルを構築していくことが, 科学的思考の深化につながることを指摘した。「科学的なリテラシー育成」のための方策を年間のカリキュラムの中で効果的に配置し, その構造の有効性を確認することができた。
NDC
Education [ 370 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学学部・附属学校共同研究機構
Date of Issued 2009-03-31
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679