聴覚障害者の使用する手話の特徴の分析 <原著論文>

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File
CSERP_3_25.pdf 867 KB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
聴覚障害者の使用する手話の特徴の分析 <原著論文>
Title ( eng )
Analysis on the Features of Sign Language Using Hearing Impairment Persons
Creator
Nariai Toshiki
Source Title
障害児教育実践センター研究紀要
The Bulletin of the Center for Special Needs Education Research and Practice, Graduate School of Education, Hiroshima University
Issue 3
Start Page 25
End Page 35
Abstract
(問題・目的) 文部省(1993)は、ろう教育の現場では「国語に対応した」手話を用いる必要があるとしている。しかし、実際に聴覚障害者が使用している手話には日本語にとらわれない手話独自の特徴を有しており、筆者はその特徴をろう教育に活用する効果があると考える。先行研究により手話の特徴が挙げられているが、実際に聴覚障害者が一般的に使用している確証を得ていないものがある。そのため、本研究の目的として、手話の特徴を聴覚障害者が一般に使用しているかを確認することとした。
(方法) 14名の聴覚障害者の協力を得て、手話表現の収集・分析を行った。
(結果) 先行研究の挙げる45の特徴の内、36の特徴を確認することができた。
(考察) 手話表現の題材が限定的な場面なため、全ての特徴を見いだすことができなかった。しかし、日本語にはとらわれない手話特有の表現方法をはじめ、様々な特徴を確認できた。本研究により、手話の特徴をろう教育に活かす効果の可能性を示すことができたと考える。
NDC
Education [ 370 ]
Language [ 800 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学大学院教育学研究科附属障害児教育実践センター
Date of Issued 2005-03
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1348-2645
[NCID] AA11871534