マルチポート連想メモリを用いた効果的な並列符号化処理について

電気・情報関連学会中国支部連合大会講演論文集 Volume 58 Page 322-323 published_at 2007-10
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File
rentai2007_p322_1001-5.pdf 340 KB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
マルチポート連想メモリを用いた効果的な並列符号化処理について
Creator
Kumaki Takeshi
Ishizaki Masakatsu
Tagami Masaharu
Imai Yuta
Mattausch Hans Juergen
Source Title
電気・情報関連学会中国支部連合大会講演論文集
Volume 58
Start Page 322
End Page 323
Abstract
近年,光ファイバーの普及やモバイル機器の性能向上によってユーザが大容量のマルチメディアデータを手軽に利用できる環境が整いつつある.そのためマルチメディアデータ処理LSIは,各種アプリケーションをより高速に処理する能力が必要とされてきている.一般にマルチメディアデータを高速に処理するためにはテーブルルックアップ処理を高速に行うことが必須である.高速化の方法で代表的なものは並列処理が挙げられるが,テーブルルックアップ処理を並列化する場合,符号化テーブルを複数用意する必要がある.しかしながら,この方法では実装面積,及び消費電力が大きくなり,テーブルデータ間のコヒーレンシや同期等の問題も無視することはできない.以上の問題を解決するため,我々は従来のCAMに比較ポートを複数実装させたマルチポートCAMを新たに開発し,マルチプル・シングルサーチモード,カウンタ値設定モード,及びカウンタ結合モードという工夫を凝らすことで従来のDSPと比較して単位面積あたりの性能が約3.8倍の向上を実現してきた.本論文では,更なるマルチポートのCAM性能向上を図るために,消費電力の削減に着目し,新たにカテゴリサスペンドモードを考案しその効果を検証した.検証の結果,これまでのマルチポートCAMと比較して,約90%の消費電力削減見積もりを得ることができた.
Keywords
rd 連想メモリ
Content Addressable Memory
CAM
マルチポート
並列処理
NDC
Electrical engineering [ 540 ]
Language
jpn
Resource Type conference paper
Publisher
電気・情報関連学会中国支部
Date of Issued 2007-10
Rights
Copyright (c) 2007 by Authors
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[NCID] AA11138730