中間的組織が都市公共空間整備のリスク管理に果たす役割と課題 : 広島市の事例を基に <研究ノート>

広島大学マネジメント研究 Issue 6 Page 121-131 published_at 2006-03-22
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File
HUMR_6_121.pdf 918 KB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
中間的組織が都市公共空間整備のリスク管理に果たす役割と課題 : 広島市の事例を基に <研究ノート>
Title ( eng )
Role and Problem that Intermediate Organization Plays Risk Management of Improvement of Urban Public Space : The Case of Hiroshima City
Creator
Yamamoto Naoki
Source Title
広島大学マネジメント研究
Hiroshima University Management Review
Issue 6
Start Page 121
End Page 131
Journal Identifire
[ISSN] 1346-4086
[NCID] AA11658355
Abstract
長年解決を見ない様々な都市間題によって,行政運営に対する市民の信頼が揺らいでおり,行政は政策の推進力を外部に求めざるを得ない状況になっている。このことは,行政のリスク管理に対する市民の信頼が低下していることを示すものであり,その解決策の一つとして考えられるのが,学識経験者やNPO等で構成する中間的組織である。中間的組織は信頼性の低下を防ぐ役割を担うことが期待される反面,政策の実効性の面において多くの課題を抱えている。中でも最大の課題は,中間的組織の存在が既存の政策決定機関との間で摩擦を引き起こし,この組織で導き出された結論が必ずしも現実の政策決定に生かされないことである。本稿では,中間的組鰍こよるリスク管理の必要性を述べ,広島市公共事業見直し委員会を例に, 中間的組織が抱える課題について考察する。
Keywords
リスク管理
都市公共空間整備
中間的組織
信頼
専門性
誠実性
公共事業見直し委員会
NDC
Society [ 360 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学マネジメント学会
Date of Issued 2006-03-22
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1346-4086
[NCID] AA11658355