過剰なソーシャル・サポートの供与がストレス反応に及ぼす効果

広島大学心理学研究 1 号 151-160 頁 2002-03-28 発行
アクセス数 : 3632
ダウンロード数 : 907

今月のアクセス数 : 5
今月のダウンロード数 : 9
ファイル情報(添付)
hpr_1_151.pdf 542 KB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
過剰なソーシャル・サポートの供与がストレス反応に及ぼす効果
タイトル ( eng )
The effects of over-provided social support on stress reactions
作成者
坂本 光美
島津 明人
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
1
開始ページ 151
終了ページ 160
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
本研究では,個人が必要としないソーシャル・サポートの供与が,心理的・生理的・行動的ストレス反応を高めるかどうかを実験的に検討することを目的とした.被験者は大学生25名とし,2(必要サポート高/低)×2(サポート供与あり/なし)の2要因計画で実験を行った必要サポートの操作は,練習問題と偽のフィードバックによって行った.サポート供与の操作は,実験者が,供与あり条件の課題遂行中に,あらかじめ用意した言語的サポートを,決められた時間間隔で供与することによって行った.従属変数としてのストレス反応は,脈私 心理的ストレス反応尺度,課題成績によって測定した.その結果,心理的ストレス反応のうちの認知的次元において過剰なソーシャル・サポートのストレス増幅効果が見出された.
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2002-03-28
権利情報
Copyright by Author
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129