「個」と「関係性」からみたアイデンティティ研究の動向と展望

広島大学心理学研究 Issue 6 Page 223-242 published_at 2007-03-30
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File
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Title ( jpn )
「個」と「関係性」からみたアイデンティティ研究の動向と展望
Title ( eng )
A review and some considerations on researches of identity from the viewpoints of “individuation" and “relatedness" : Focusing on the origin of “individuation" and “relatedness" at early satges of development
Creator
Sato Naoko
Source Title
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
Issue 6
Start Page 223
End Page 242
Journal Identifire
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
Abstract
本稿では,「個」と「関係性」からみたアイデンティティ研究が展開される中で,発達早期における「個」と「関係性」の起源を考察する必要があることに着目し,「個」と「関係性」からみたアイデンティティ生涯発達の基盤となる理論を概観した。そして,「個」と「関係性」からみたアイデンティティ研究において,「関係性」の次元,すなわち,個体内関係性と社会的関係性をとらえる必要があることを提起した。今後は,「個」と「関係性」からみたアイデンティティに関する実証的証拠を提示すること,および,発達早期の自我形成がのちのアイデンティティに及ぼす影響について検討することが必要である。
Keywords
アイデンティティ
「個」と「関係性」
生涯発達
NDC
Psychology [ 140 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
Date of Issued 2007-03-30
Rights
Copyright by Author
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129