育児期の女性における「母親としての自己」「個人としての自己」の葛藤と統合 : 育児困難との関連

広島大学心理学研究 6 号 201-222 頁 2007-03-30 発行
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タイトル ( jpn )
育児期の女性における「母親としての自己」「個人としての自己」の葛藤と統合 : 育児困難との関連
タイトル ( eng )
Conflicts between mother-self and personal-self and integration of two selves : Relationship with diffculties in child caring
作成者
豊田 史代
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
6
開始ページ 201
終了ページ 222
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
本研究では,育児期の女性を「個人としての自己」と「母親としての自己」という視点から捉え,二つの自己の葛藤における特徴,及び,それぞれの母親が抱えている育児困難の特徴について検討した。対象者は,二つの自己の確立度により4つの自己様態群に分類された。二つの自己の確立度によって,母親役割を受け入れる段階で葛藤している母親,葛藤を回避している母親,葛藤が生じていない母親,葛藤を経て統合させている母親といった葛藤経験の特徴が示された。また,2つの自己の位置づけと葛藤のあり方が,育児困難の内容や程度と関連していることが示唆された。
著者キーワード
育児期
育児困難
母親役割
葛藤
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2007-03-30
権利情報
Copyright by Author
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129