幼児期の英語学習経験は有効か : 非単語反復課題を用いた検討
広島大学心理学研究 5 号
119-129 頁
2006-03-30 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
幼児期の英語学習経験は有効か : 非単語反復課題を用いた検討
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タイトル ( eng ) |
Effetcts of early childhood experience of English on EngIish learning ability : Examination by nonword repetition tests.
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作成者 | |
収録物名 |
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
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号 | 5 |
開始ページ | 119 |
終了ページ | 129 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
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抄録 |
非単語反復課題とは初めて聞いた言葉(非単語)を口に出して言う能力を測定する課題である。Gathercole,Willis,Baddeley,&Emslie(1994)は英語の音韻体系に基づいて構成された幼児・児童用非単語反復課題(Children's test of nonword repetiton : 以下CNRepとする)の成績が,英語を母語とする子どもの言語に関する能力と密接な繋がりを持っていると述べた。本研究は日本語を母語とする幼児を対象として,英語の学習経験の有無とCNRep成績との関連性を調べることを目的とした。平均月齢60か月の幼児28名に対してCNRep,および本研究で作成した日本語の非単語反復課題を実施した。その結果,英語の学習経験を持つ幼児は,そうでない幼児に比べてCNRep成績および日本語の非単語反復課題の成績が高いことが明らかになった。このことから,英語の学習経験はCNRep成績を高める可能性が示唆される。しかし,英語の学習経験が日本語の非単語反復課ほの成績とも関係していることから,英語と日本語の両言語の能力に共通する要因(例えば,言語能力・英語の学習が可能な家庭環境・保護者の養育態度など)が存在する可能性も考えられる。
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著者キーワード |
言語
英語
学習
幼児
非単語反復
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NDC分類 |
心理学 [ 140 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
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発行日 | 2006-03-30 |
権利情報 |
Copyright by Author
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出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129
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