放送大学の授業受講者が生涯学習に対して抱いているイメージと,生涯学習実施に関連する心理的要因

広島大学心理学研究 2 号 131-139 頁 2003-03-28 発行
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タイトル ( jpn )
放送大学の授業受講者が生涯学習に対して抱いているイメージと,生涯学習実施に関連する心理的要因
タイトル ( eng )
Image of Long-life Learning and Psychological Factors of its Practice in Students of University of Air
作成者
馬越 英美子
三宅 幹子
松田 文子
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
2
開始ページ 131
終了ページ 139
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
生涯学習の中にも様々な種類があり,種類によってその実施のしやすさや実施に必要な要因なども異なるだろう.馬越・松田(印刷中)では,主婦を対象に,大学(院),市民講座.カルチャースクール.サークルの4種類の生涯学習をとりあげ,各々のイメージを調べた. さらにどの活動を実施しているか,あるいは何も実施していないかによって主婦を群分けし,群ごとに家庭内の心理的要因を検討した.大学(院)に対して主婦が抱いていたイメージは,他の生涯学習活動とは異なっていたが,馬越・松田の調査では,大学(院)の参加者は少数であり,分析対象とならなかった.そこで,本研究では放送大学の授業受講者を対象に調査を行った.その結果,市民講座,カルチャースクール,サークルが娯楽の要素の強い趣味的な活動であるのに対し,大学(院)は目的のはっきりした生涯学習活動であることが示唆された.放送大学の学生になるには,家族の協力を必要とし,本人が主婦の場合は夫の協力が大きな要因であることが分かった.
著者キーワード
生涯学習
大学
心理的要因
家庭
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2003-03-28
権利情報
Copyright by Author
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129