怒りの鎮静に及ぼす対処方略の影響

広島大学心理学研究 5 号 187-194 頁 2006-03-30 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
怒りの鎮静に及ぼす対処方略の影響
タイトル ( eng )
Effects of anger-coping strategies on anger-calming
作成者
目久田 純一
越中 康治
滝下 雅子
江村 理奈
新見 直子
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
5
開始ページ 187
終了ページ 194
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
大学生を対象に,怒りの鎮静に効果的であると考えられている7つの対処方略が,実際に効果的であるか否かを検討した。パス解析の結果から,経験直後の怒り強度の影響を受けて生起する対処方略(攻撃行動・社会的共有・物への転嫁・原因究明・気分転換)が怒りの鎮静に対して有意な影響を及ぼさないのに対して,経験直後の怒り強度の影響を受けない対処方略(忘却・合理化)は怒りの鎮静に有意な影響を及ぼすことが示された。さらに,忘却は怒りの鎮静を妨害する対処方略であるのに対して,合理化は怒りの鎮静を促進する対処方略であることが明らかとなった。
著者キーワード
対処方略
怒りの鎮静
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2006-03-30
権利情報
Copyright by Author
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129