幼児の自由な集団編成に及ぼす人気度と社会的行動特徴の影響
広島大学心理学研究 5 号
161-167 頁
2006-03-30 発行
アクセス数 : 1153 件
ダウンロード数 : 319 件
今月のアクセス数 : 13 件
今月のダウンロード数 : 9 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.15027/19396
ファイル情報(添付) |
hpr_5_161.pdf
370 KB
種類 :
全文
|
タイトル ( jpn ) |
幼児の自由な集団編成に及ぼす人気度と社会的行動特徴の影響
|
タイトル ( eng ) |
Effects of popularity and characteristics of social behavior on free forming groups in young children
|
作成者 |
越中 康治
江村 理奈
目久田 純一
|
収録物名 |
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
|
号 | 5 |
開始ページ | 161 |
終了ページ | 167 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
|
抄録 |
本研究では,幼児の自由な集団編成に及ぼす仲間からの人気度と社会的行動特徴の影響を検討するために,保育園における整列場面(幼児が自由に2人組あるいは3人組を編成する場面)の観察と,人気度及び社会的行動特徴の測定を行った。結果として,男児では,集団編成に人気度の影響は認められず,攻撃性の高い者ほど3人組で中央の位置を占めていることが示された。女児では,2入組を編成する際には,仲間から人気がある者及び社会的コンビタンスが高いとされる者ほど容易に集団編成を行うことが示された。また,3人組を編成する際には,攻撃性の高い者ほど容易に集団編成を行うこと,引っ込み思案で非攻撃的な者ほど3人組で中央の位置を占めていることが示された。幼児の自由な集団編成に及ぼす仲間からの人気度と社会的行動特徴の影響は,性別や編成する集団の人数によって異なることが示された。
|
著者キーワード |
集団編成
仲間関係
人気度
社会的行動特徴
幼児
|
NDC分類 |
心理学 [ 140 ]
|
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
|
発行日 | 2006-03-30 |
権利情報 |
Copyright by Author
|
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129
|