目的意識を明確にした書写学習の試み : 行事を生かして、国語科学習に書写学習を位置づける
研究紀要 /広島大学附属中・高等学校 50 号
54-45 頁
2004-03-01 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
目的意識を明確にした書写学習の試み : 行事を生かして、国語科学習に書写学習を位置づける
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タイトル ( eng ) |
A Study on Students' Shosha in Consciousness of the Aim : Placing Transcription in Japanese Learning by Making the Most of Events
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作成者 |
礒野 美佳
岡本 恵子
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収録物名 |
研究紀要 /広島大学附属中・高等学校
BULLETIN /THE ATTACHED JUNIOR AND SENIOR HIGH SCHOOL HIROSHIMA UNIVERSITY
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号 | 50 |
開始ページ | 54 |
終了ページ | 45 |
抄録 |
書写が、国語科の[言語事項]において、文字を、正しく整えて、読みやすく、早く書くことを目指して行う分野であることは、言うまでもない。しかし、新学習指導要領の実施に伴い、国語科の配当時間が削減された。同時に、書写の配当時間も削減せざるをえなかった。限られた時間の中で、新学習指導要領が掲げる「生きる力」をいかに育成するかが、本校においても課題であると考えた。本稿は、中一学年での実践報告である。本校当該学年における書写は、三学期のみ週一時間実施されている。小学校で培われた書写力を伸ばすためにも、一学期より国語学習の中に書写を織り込むこととした。一年間を通じて、文字を書くことを意識させ、目的や必要に応じて、文字を正しく整えて速く書く能力を身に付けさせ、生活に役立てる態度を育てる。これらをめざして、意図的計画的に進めていこうと考えた。具体的な活動としては、「漢字ポスターのタイトル字を書く」「招待状を書く」「故事成語を書き、額に飾る」が挙げられる。いずれも、読んでもらう、観てもらうという相手意識を持たせての活動である。結果、生徒たちは意欲・関心を持って学習に取り組んでいた。その姿は、「書く」という書写の授業はもちろんのこと、その前段階の「国語」における調べ学習、まとめ学習においても見られた。本実践を通じて、相手意識を持たせられる教材選定や指導事項の精選をし、実践的な学習内容を設定することが大切であることを、改めて感じた。同時に、限られた時間数の中でも実りある書写学習・国語学習が可能であるとの手ごたえを得た。
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NDC分類 |
教育 [ 370 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学附属中・高等学校
国立情報学研究所
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発行日 | 2004-03-01 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1344-4441
[NCID] AA11466015
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