日本語文の読みにおける分節単位の検討

広島大学心理学研究 2 号 21-27 頁 2003-03-28 発行
アクセス数 : 1555
ダウンロード数 : 656

今月のアクセス数 : 10
今月のダウンロード数 : 5
ファイル情報(添付)
AA11616129_2_21_fujiki.pdf 324 KB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
日本語文の読みにおける分節単位の検討
タイトル ( eng )
The units of parsing in reading Japanese sentences.
作成者
藤木 大介
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
2
開始ページ 21
終了ページ 27
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
漢字仮名交じり表記の文と平仮名表記の文を用い、単語、文節、句の単位で分かち書きを行い、読み時間を計測した。その結果、漢字仮名文の場合、漢字仮名交じり表記が視覚的な分節の単位を示すため、分かち書きの効果がないことが示された。これに対し、平仮名文の場合、それぞれの区切り条件の文は、区切りのない文よりも読み時間が短くなった。平仮名文の読みにおいて、句単位での分節によっても読みが促進されることから、文の理解過程において句が処理上の単位となっていることが示唆された。
著者キーワード
読み
分節
漢字仮名交じり表記
平仮名のみ表記
読み時間
NDC分類
日本語 [ 810 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2003-03-28
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129