説得の論理の発達支援に関する一考察 : 異なる言語活動相互の関わりがもたらす学習成果の分析に基づいて

研究紀要 /広島大学附属中・高等学校 49 号 1-15 頁 2003-03-28 発行
アクセス数 : 852
ダウンロード数 : 99

今月のアクセス数 : 0
今月のダウンロード数 : 2
ファイル情報(添付)
KJ00000722862.pdf 1.4 MB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
説得の論理の発達支援に関する一考察 : 異なる言語活動相互の関わりがもたらす学習成果の分析に基づいて
タイトル ( eng )
Reading and Writing Instruction Effects on Generating Persuasive Opinions
作成者
丸山 範高
寄与者 国立情報学研究所
収録物名
研究紀要 /広島大学附属中・高等学校
BULLETIN /THE ATTACHED JUNIOR AND SENIOR HIGH SCHOOL HIROSHIMA UNIVERSITY
49
開始ページ 1
終了ページ 15
抄録
学習者既有のことばの力を拡張するためには,さまざまな言語活動を融合させた関連学習が効果的であると筆者は考えている。そこで,「読むこと」を中心とした学習に「書くこと」に関わる学習を関連させた授業実践を行った。このうち,「書くこと」に関わる関連学習指導過程部分に,学習者の説得の論理の発達に資するどのような可能性が内包されているかを学習者の反応結果の分析に基づきながら考究するのが本稿の趣旨である。結果として,テクストそのものの読み取りを超えた関連学習部分の学習効果を高めるためには,本稿で指摘した三つの課題領域を具体的に見据えた上で,課題克服に向けた学習支援の方策を具体化し,説得の水準を高められるような必然的な状況に学習者が立てるような学習支援が必要だということが明らかになった。
NDC分類
教育 [ 370 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学附属中・高等学校
発行日 2003-03-28
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
日付
[作成日] 2006-03-21
収録物識別子
[ISSN] 1344-4441
[NCID] AA11466015