廣島法學 28 巻 2 号
2004-11-15 発行

私法判例研究 <判例研究>

Case on Civil Law
大西 邦弘
全文
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KJ00004239159.pdf
内容記述
一 建築士が建築士法三条から三条の三まで及び建築基準法(平成一〇年法律第一〇〇号による改正前のもの)五条の二の各規定等による規制の実効性を失わせる行為をした場合における建築物の購入者に対する不法行為責任の成否; 二 建築確認申請書に自己が工事監理を行う旨の実体に沿わない記載をした一級建築士が建築主に工事監理者の変更の届出をさせる等の適切な措置を執らずに放置した行為が当該建築主から瑕疵ある建物を購入した者に対する不法行為責任となるとされた事例; 最二小判平成一五年一一月一四日(平成一二年(受)一七一一号・損害賠償請求事件)--上告受理決定・上告棄却; 民集五七巻一〇号一五六一頁・判時一八四二号三八頁