学術成果を登録するメリット

広島大学学術情報リポジトリに学術成果を登録するメリット

広島大学はそれだけで独立した存在ではなく、大きな学術コミュニティの中の1つの存在であるにすぎません。そのため、私たちは学術コミュニティを支えている多くの方々と広島大学で生産された学術成果や学術情報を共有することを望んでいます。広島大学学術情報リポジトリは、広島大学の著者が生産した学術成果をリポジトリに登録し、広く公開することによって、このような理念を達成することを目的にしています。この学術情報リポジトリに登録できるのは、広島大学の研究者・学生・職員といった広島大学の構成員です。

広島大学図書館では、技術的な問題、メタデータの作成、著作権の問題といった学術情報リポジトリに学術成果物を登録する際のサポートをいたします。著者の方に無駄な時間は取らせません。

しかし、まだ大きな疑問が残っています。なぜ学術情報リポジトリに学術成果を登録しなければいけないのか? そのメリットは何なのか?

著者にとってのメリット
  • 出版物を無料で広く公開することで出版された学術成果(雑誌掲載論文など)の可視性が高まります。
  • インターネット上から無料でアクセスできる論文(オープンアクセス論文)は、雑誌購読者しか読むことができない論文に比べてよく引用される可能性があります*。
  • 学術情報リポジトリを利用してご自身の研究成果一覧を作成することができます。学術情報リポジトリでは、メタデータ(その研究成果のタイトル、著者名、アブストラクト、キーワードなど)を作成するため、研究成果がより検索されやすくなります。論文の許諾確認や登録も図書館が行いますので余計な時間や労力がかかりません。また、学術情報リポジトリでは各コンテンツにパーマネントリンク(固定URL)を付与しておりますので、リンク切れの心配もありません。
参考文献
  1. Lawrence, Steve. Free online availability substantially increases a paper's impact. Nature 411, pp.521, 2001. DOI:10.1038/35079151
  2. Antelman, Kristin. Do Open Access articles have a greater research impact? College and Research Libraries. 65, 372-382, 2004 http://www.lib.ncsu.edu/staff/kaantelm/do_open_access_CRL.pdf
  3. Comparing the impact of Open Access (OA) vs Non-OA articles in the same journals. Harnad, Stevan., Brody, Tim. D-Lib Magazine 10(6), 2004 http://www.dlib.org/dlib/june04/harnad/06harnad.html
  4. Norris, Michael., Oppenheim, Charles., Rowland, Fytton. The citation advantage of Open Access. Journal of the American Society for Information Science and Technology. 59(12) pp.1963-1972, 2008. DOI:10.1002/asi.20898
広島大学にとってのメリット
  • 学術情報リポジトリは広島大学の研究成果のショーケースとなることが可能です。
  • 現在多くの場所で同じ資料の電子コピーが提供されています。機関が持つユニークな価値の1つには、他の場所では提供できない資料を提供することがあります。広島大学で書かれた学位論文の提供はまさにこれに該当します。
  • 論文の出版とその引用回数の増加は広島大学の地位向上に貢献し、大学に関係する人々の評判や研究資金の獲得、そして海外からの留学生の獲得に好影響を及ぼします。
  • 研究成果や資料を一般に広く公開することは、より大きなコミュニティの一員として積極的に活動し、地域貢献を行うという広島大学の目的に合致します。
学術コミュニティにとってのメリット
  • 研究成果の可視性と入手可能性が向上することにより、研究の潜在的効果が増加します。
  • オープンアクセスによって研究成果や研究資料が無料で入手できるようになり、そこから得られるさまざまな情報やアイデアを通じて、さらなる知的活動の発展が期待できます。
  • 研究者は自分が所属する機関が提供する資料だけでなく、オープンアクセスとなっているすべての専門分野の資料を読むことができるようになります。
  • オープンアクセス出版は、情報資源の不足によって研究を妨げられてきた発展途上国の人々にとって大きな意義があります。

もし、広島大学学術情報リポジトリに研究成果を登録することに興味をお持ちになりましたら、こちらの登録方法をご参照下さい。

お問い合わせ先

広島大学図書館 学術情報企画主担当
〒739-8512 東広島市鏡山1-2-2
電話:082-424-6228 または内線6228(東広島)
E-mail : tosho-kikaku-jyoho@office.hiroshima-u.ac.jp