連続固有値関数の規格化とFourier変換

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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
連続固有値関数の規格化とFourier変換
作成者
抄録
量子力学に登場する波動関数(や固有関数)を物理的に正しい形にするためには,関数の大きさの2乗の空間全体での総和(積分値)が1に等しくなるように規格化を行う必要がある。系の存在確率(あるいは出現確率)の総和が1であるという原則を満たすための作業であるが,必ずしも1に規格化できない場合がある。たとえば,運動量pをもち,x方向に進行する平面波を表す固有関数(x)=Aexp(2πipx/h)を規格化しようとすると,波動関数の大きさの2乗の積分値が∞になってしまい規格化定数Aの大きさを決めることができない。本書は,1に規格化することができない連続固有値をもつ固有(波動)関数の規格化を理解し,位置と運動量の不確定性関係をFourier変換の関係として理解するために書かれたmonographである。
著者キーワード
規格化
連続固有値
座標表示
運動量表示
不確定性関係
Fourier変換
内容記述
第3版第1刷
NDC分類
化学 [ 430 ]
言語
日本語
資源タイプ 図書
出版者
漁火書店
権利情報
Copyright (c) 2019 by Author
アクセス権 オープンアクセス
日付
[作成日] 2019-01-02
収録物識別子
第2版第4刷(2017)
第2版第5刷(2017)
[URI] http://home.hiroshima-u.ac.jp/kyam/pages/results/monograph/