代数文章題立式の概念構造操作としてのタスク化と支援システムの設計開発および実践運用

JSiSE研究会研究報告 33 巻 6 号 117-124 頁 2019-03 発行
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ファイル情報(添付)
JSISEKenkyuHoukoku_33-6_117.pdf 1.33 MB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
代数文章題立式の概念構造操作としてのタスク化と支援システムの設計開発および実践運用
タイトル ( eng )
System Design and Development and Practical Use of Making Tasks and Support for Formulation of Equations for Algebra Word Problems
作成者
吉村 穣
犬丸 拓磨
収録物名
JSiSE研究会研究報告
33
6
開始ページ 117
終了ページ 124
ページ数 8
収録物識別子
NCID AA12763719
抄録
算数文章題を対象とした問題構造の外化支援として三角ブロックモデルの提案とそのモデルに基づいた三角ブロック構造組立演習システム(三角ブロックシステム)の開発がすでに行われており,小学校での実践的利用を通してその有効性が確認されている.しかしながら,従来の三角ブロックシステムでは,代数を用いて解く問題を取り扱っていなかった.代数の文章題指導においては,わからない数をxとおいて考えるというような手続き的な指導よりも,読み替えの段階に力点を置く指導が必要とされている.そこで本研究では,代数文章題における立式支援を目標に三角ブロックシステムを代数文章題への適用を行い,中学校での実践的利用を行った行った.そこから得られた課題より「中間数量推定演習」と「式の組み換え演習」といった演習の設計・開発を行った.またこれらを加えたシステムも中学校での実践的利用を行い,その結果について分析したので報告する.
著者キーワード
代数文章題
三角ブロックモデル
方程式立式支援
中間数量概念
式の組み換え
言語
日本語
資源タイプ 学術雑誌論文
出版者
教育システム情報学会
発行日 2019-03
権利情報
Copyright © 2019 教育システム情報学会
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス