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この文献の参照には次のURLをご利用ください :
https://doi.org/10.15027/50885
ぷらくしす Volume 22
published_at 2021-03-31
表現活動を通じた対話的な学び : 教員養成課程における学びに注目して
A Study of Dialogical Learning through Expression Activities: Focusing on the Learning in Teacher Training Course
Okuda Hidemi
fulltext
1.27 MB
Praxis_22_11.pdf
Abstract
本論の目的は、2020年度に筆者が研究助成を受けて共同研究者とともに実践した、表現活動を通じた鑑賞型対話の教育的意義を先行研究を手がかりにしながら明らかにすることにある。本論文における論述は次のような順序で進められる。まず今回の実践を構想するにあたって手がかりにした対話型鑑賞と哲学対話の方法を概観し、これらを比較しながらそれぞれの特徴を検討する(第1節)。次に、鑑賞型対話と哲学対話の方法を取り入れながら、この度の実践において表現活動を取り入れる意義をJ.デューイの芸術論や、上西知子の内的な他者との対話論を手がかりにして考察する(第2節、第3節)。さらに、こうした表現活動を通じた対話型鑑賞が将来学校教育の現場において表現教育及び鑑賞教育に携わる立場に立ちうる、教職課程における学生に対してどのような教育的意義を持ちうるのか考察する(第3節)。本論においては、実際の表現活動を通じた鑑賞型対話についての実践事例の分析については別稿に譲ることにし、表現活動を通じた対話の実践によって期待される学びの在り方を先行研究を手がかりにして検討し、今後実践事例を分析するための手がかりを形成したい。
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Descriptions
広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター研究成果報告書
統一テーマ : [復興から和解へ] 《Vom Wiederaufbau zur Versöhnung》
本研究は富山第一銀行奨学財団による研究助成を受けてなされた。
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