このエントリーをはてなブックマークに追加
ID 50879
本文ファイル
著者
阿部 直紀
信原 智之
藤村 繰美
抄録
運動の苦手な生徒も積極的にゲームに参加し,みんなで3段攻撃を組み立てながらゲームを楽しめるようなバレーボールの授業を目指した。個人ドリル・チームドリルで個人技能を伸ばし,ミニコートを利用した少人数制でのタスクゲームでチームでの連携プレーを学習し,それを正規コートでの6人制ゲームへと活かす流れで組み立てた。また,連携プレーの分析にはiPad や分析シートを利用することでチームの課題を客観的に捉えられるようにし,それをチーム練習に反映させ,ゲームに活かせるようにした。その中で,「うまくなっていく自分の見える化」や「運動する集団の中での自分の役割や存在意義の見える化」がどう図れ,生徒がバレーボールを楽しむことにつながっていったかについて生徒の感想を元に検証した。その結果,生徒は技能の向上(うまくなっていく自分)を実感し,3段攻撃の組み立てに自分の役割を見いだしながらバレーボールを楽しむことができた。
掲載誌名
中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校
61巻
開始ページ
178
終了ページ
189
出版年月日
2021-03-31
出版者
広島大学附属福山中・高等学校
ISSN
0916-7919
NCID
言語
日本語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
部局名
附属学校部
他の一覧