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ID 41206
本文ファイル
別タイトル
水産動物のカロチノプロテインに関する研究 : IV. アメリカザリガニのカロチノイド
著者
Nakagawa, Heisuke
Kayama, Mitsu
Yamada, Hisashi
Asakawa, Suezo
NDC
生物科学・一般生物学
抄録
1. アメリカザリガニ甲殻のカロチノイドを薄層およびカラムクロマトグラフィーで分離同定した結果,主成分はアスタキサンチンエステル,アスタキサンチンおよびアスタシンであった.

2. 青,紫および赤色の三種のカロチノプロテインの補欠分子族はアスタキサンチンを主成分とし,それぞれのカロチノイド組成に差は認められなかった.

3. アスタキサンチンは頭胸部,尾部および尾柄部など青い部分の甲殻に比較的多く含まれる.しかし,鋏脚の濃青色部と鮮赤色部の甲殼のカロチノイド組成に殆ど差は認められなかった.

4. 甲殻の赤い色は主として非結合型カロチノイドの色により,甲殻の青い色は非結合型カロチノイドの他に青および紫色カロチノプロテインが比較的多く存在する為と考えられる.甲殼の色が成長と共に赤味を増すのは非結合型カロチノイドがカロチノプロテインと置換して沈着する為と考える.
抄録(英)
1. Astaxanthin ester, astaxanthin, and astacin were found as major pigments in the exoskeleton of crayfish.

2. Astaxanthin, which was the prosthetic group of carotenoproteins, was found in comparatively larger quantities in the exoskeleton of cepharothorax and abdomen & tail than in those of chelae and legs.

3. A remarkable difference of carotenoid composition, however, was not found between the red and the blue chela exoskeletons.

4. The blue in the exoskeleton may depend on bluish carotenoproteins, and on the carotenoproteins replaced by unbound-carotenoids deposited as the animal older. The unbound-carotenoids seemed to be in relation with the basal pigmentation of the reddish exoskeleton.
掲載誌名
広島大学水畜産学部紀要
13巻
1号
開始ページ
1
終了ページ
13
出版年月日
1974-07-31
出版者
広島大学水畜産学部
ISSN
0440-8756
NCID
NAID
言語
英語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
部局名
生物圏科学研究科
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