家庭科における子どもの「つまずき」要因の検討 : 大学生の学習経験をもとに <論文>
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ID | 35893 |
本文ファイル | |
著者 |
小林 歩
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キーワード | 家庭科
「つまずき」の状況
「つまずき」の要因
独自性
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NDC |
教育
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抄録 | 本研究は,家庭科における「つまずき」の実態を把握し,家庭科を学習するうえでの「つまずき」の要因及びその構造を検討することを目的とした。
研究方法はH大学教育学部の大学生を対象に家庭科の「つまずき」に関する質問紙調査を実施し,KJ法を用いて分析した。その結果,家庭科の学習項目の中でも,ミシンの使い方,玉結び・玉どめ,栄養教育の順につまずく頻度が多かった。それらの「つまずき」の要因としては①授業の前提となる知識・技術の不足②学習者の内的原因③不適切教材④教師の不適切な指導方法⑤学習機会が確保できないこと⑥学習意義の未理解⑦生活への一般化の7つに分類された。そのうち,「学習意義の未理解」「生活への一般化」は家庭科独自の要因と捉えられた。 |
掲載誌名 |
初等教育カリキュラム研究
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号 | 1号
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開始ページ | 69
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終了ページ | 79
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出版年月日 | 2013-03-31
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出版者 | 広島大学大学院教育学研究科初等カリキュラム開発講座
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ISSN | 2187-6800
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NCID | |
SelfDOI | |
言語 |
日本語
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NII資源タイプ |
紀要論文
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広大資料タイプ |
学内刊行物(紀要等)
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DCMIタイプ | text
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フォーマット | application/pdf
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著者版フラグ | publisher
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部局名 |
教育学研究科
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他の一覧 |