被分配者の努力要因が幼児の分配行動に及ぼす影響
この文献の参照には次のURLをご利用ください : http://doi.org/10.15027/19409
ID | 19409 |
本文ファイル | |
別タイトル | Effect of recipients' eKort factor on preschoolers' reward allocation
|
著者 |
越中 康治
|
キーワード | 幼児
分配行動
努力要因
分配立場
公正
|
NDC |
心理学
|
抄録 | 木研究では,幼児を対象として,貢献度の異なる2名の被分配者に対する第3者的立場からの分配行動に及ぼす被分配者の努力要因の影響を検討した。結果として,幼児は,貢献度の低い被分配者が努力をしていた場合には報酬を均等にする平等分配を行い,努力をしていなかった場合には貢献度に応じて差をつける公平分配を行うことが明らかとなった。本邦における従来の見角宇とは異なり,幼児期においても公平分配が可能であること,平等分配が幼児の能力や経験の不足によって示されるものではないことが明らかとなった。幼児は,被分配者の貢献度や努力のみならず,報酬に差をつけることによって葛藤が生じる可能性や低貢献者の情状などをも考慮した上で公正な分配を行おうとする傾向にあることが示された。
|
掲載誌名 |
広島大学心理学研究
|
号 | 4号
|
開始ページ | 103
|
終了ページ | 113
|
出版年月日 | 2005-03-28
|
出版者 | 広島大学大学院教育学研究科心理学講座
|
ISSN | 1347-1619
|
NCID | |
SelfDOI | |
言語 |
日本語
|
NII資源タイプ |
紀要論文
|
広大資料タイプ |
学内刊行物(紀要等)
|
DCMIタイプ | text
|
フォーマット | application/pdf
|
著者版フラグ | publisher
|
権利情報 | Copyright by Author
|
部局名 |
教育学研究科
|
他の一覧 |