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ID 34674
本文ファイル
別タイトル
Classes based on the new course of study (1) : Bridging the gap between elementary school and junior high school
著者
安松 洋佳
NDC
教育
抄録
本研究は,小学校から中学校入門期に於ける系統的な学習指導の在り方や,中学校卒業時を見通した上での思考力・判断力・表現力の育成を目指した学習カリキュラムの開発を研究したものである。今年度は主に,小学校と中学校との教材の繋がりに視点を置いた,小中を俯瞰する言語活動及び評価の観点を明らかにすることを中心に研究を進めた。その成果として,児童生徒が表現したいことを中心に据え,自己発信できるような体験を重ねることで,自らの「できるようになった姿」を具体的にもち,話し手・聞き手として「どのように」あれば良いかに気付くことが学習活動への動機付けに重要な役割を果たす可能性を示すことができた。さらに,指導のあり方について,英語の持つ特質に関するより明確な理解と,その体験的な習得を図る意図的活動の重要性を改めて指摘することができた。次年度以降も,各単元で児童生徒が他者との関係性を自発的に発展させるコミュニケーション活動の充実を図り,カリキュラムにおける具体的な学習活動の開発と配置を上記の視点から見直していくことが求められる。
掲載誌名
学部・附属学校共同研究紀要
41号
開始ページ
219
終了ページ
228
出版年月日
2013-03-22
出版者
広島大学学部・附属学校共同研究機構
ISSN
1346-5104
NCID
SelfDOI
言語
日本語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
部局名
附属学校部
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