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ID 34670
本文ファイル
別タイトル
Lesson activities instilling self-esteem in students with intellectual disabilities : Developing the structured approach in special education classes at elementary and middle schools Ⅱ
著者
中山 美代
髙阪 英徳
落合 俊郎
木舩 憲幸
本間 孝信
NDC
教育
抄録
本研究では,知的障害のある児童生徒の自己肯定感を育む授業モデルを開発し,授業研究を通じ,授業モデルの有効性の検証を行っていく。昨年度までの研究においては,自己肯定感を育む授業モデルの要素として,5つのポイント(1.児童生徒の興味関心のある教材や題材を準備すること,2.うまくいかないことをやりとげる現実度を上げること,3.活動量や活動の主導権を児童の実態を考慮して適切に配置すること,4.褒める認める場を設定すること,5.集団の力を利用すること)があり,ポイントに基づく授業づくりが有効であることを明らかにした。また,このポイントは,授業をふり返る視点や児童生徒の変容を捉える視点になることも示唆された。 今年度の研究では,ポイントを意識した授業づくりをしていきながら,児童生徒の個々の変容を捉えていく。個々の変容のデータを集約し,小学校・中学校という発達段階に応じた,段階的系統的な指導のあり方や体系的な授業づくりを検討し,教材選定や単元構想の重要性をもとに自己肯定感を育む授業モデルを提案する。
掲載誌名
学部・附属学校共同研究紀要
41号
開始ページ
191
終了ページ
198
出版年月日
2013-03-22
出版者
広島大学学部・附属学校共同研究機構
ISSN
1346-5104
NCID
SelfDOI
言語
日本語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
部局名
附属学校部
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