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ID 31252
本文ファイル
別タイトル
A Study of the Develpment and Evaluation of Solid Academic Abilities. : Planning Lessons to Deepen Reading through Writing Activities.
著者
實谷 富美
八澤 聡
NDC
教育
抄録
本研究の目的は, 生徒自身の意欲・関心を引き出すプロセスの在り方を探ると同時に, さまざまな他者の言葉と協同させることで, 「言葉」を吟味し選択する「探究」活動を仕組み, 体験炊きに学ばせる指導の在り方を明らかにしていくものである。また, そこに適切な評価を行うことで, 新たな学習意欲の向上につながる評価の在り方を探ることにある。その際に「読むこと」の学習場面において, 効果的な「書く活動」を仕組むことで生徒一人ひとりの思考活動を確かなものにすることをめざす。さらにそこで得られた思考を他者に向かって発信し, 練り合い, 評価し合うことによって読みの深化を図ろうとするものである。実践に当たっては, 古典教材を取り上げ, 言語知識としての古典理解ではなく, 読み物教材として「楽しく・親しみ」, 読みを深めていくものとした。結論として, 今回の授業実践において, 「書く」活動を継続して行っていくことは, 生徒一人ひとりが言葉に向き合い・思考を深めることにつながることが確認された。また, 各過程において自己評価や他者評価を行うことで「自己の変容」に気づき, 主体的な学びが生まれ, 「確かな学力」の育成につながるものと考える。
掲載誌名
学部・附属学校共同研究紀要
39号
開始ページ
267
終了ページ
272
出版年月日
2011-03-24
出版者
広島大学学部・附属学校共同研究機構
ISSN
1346-5104
NCID
SelfDOI
言語
日本語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
部局名
附属学校部
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