このエントリーをはてなブックマークに追加
ID 27824
本文ファイル
別タイトル
Effect of Summarizing upon Reading Comprehension for Prose
著者
桐木 建始
石田 潤
NDC
心理学
教育
抄録
本研究の目的は文章を読む際に要約作業を行うことが読解にどのような影響を及ぼすかを検討することであった。実験Iでは要約作業の有無と文章の構成を変数としてとりあげたところ,要約作業を行うことは正順序の文章においては読解を促進するが,無作為順序の文章においては促進しないことがわかった。また,このような効果は真偽判断テストの成績に反映され,文章完成テストには反映されないことが示された。実験IIでは要約作業が果たす主たる役割と思われる論旨展開の理解と重要な内容の選択作業をとりあげこれらの要因の効果を検討したが,論旨教示条件,選択作業条件の成績は統制条件より向上しなかった。以上の結果から,要約作業が読解において果たす役割は積極的に文章に働きかけることによって一連の読解のプロセスを促進することであると考えられる。
掲載誌名
教育心理学研究
29巻
2号
開始ページ
161
終了ページ
165
出版年月日
1981-06-30
出版者
日本教育心理学会
ISSN
0021-5015
NCID
言語
日本語
NII資源タイプ
学術雑誌論文
広大資料タイプ
学術雑誌論文
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
部局名
教育学研究科