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ID 48206
本文ファイル
別タイトル
Research on the Construction and Practice of an Environmental Management System in Small-size Offices in alignment with ISO 14001
著者
井山 慶信
張 允鍾
鄭 桓祷
金 載分
キーワード
環境マネジメントシステム
小規模オフィス
ISO14001
低負担
環境パフォーマンス評価
environmental management system
small-size offices
ISO 14001
simplicity
environmental performance evaluation
抄録
環境負荷の削減は,あらゆる組織で取り組むことによって全体として大きな効果をもたらせるため,一部の大企業だけでなく小規模な組織でも容易に行える環境マネジメントシステムが必要とされている。 そのため本研究では,ISO14001の認証取得が困難な小規模オフィスにおいて,可能な限りISO14001の規格に沿った環境マネジメントシステムで低負担なものを立ち上げ,問題点や利点を解明し,その対応策を提示し,継続的かつ実質的に機能させることを目的とした。また,LCAや環境負荷削減取り組みのシミュレーションを実施し,「取り組み達成率」という他の組織と比較可能な指標による環境パフオーマンス評価を行い,継続的改善による効果を考察することも目的とした。 広島県の企業11社において,ISO14001の規格に沿った環境マネジメントシステムを立ち上げた。環境側面を紙に限定し,導入部・系内・送出部の重要な要素について一週間運用を行った。運用終了後,経営層による見直しとして,環境パフォーマンス評価などの結果報告を行った。従業員の少ない企業ほど環境負荷削減の取り組み達成率が高いという傾向があった。 継続的改善を行うため,11社に対し環境マネジメントシステムの再構築を依頼し,4社で実施することができた。目的・目標として,可能な範囲でコピー用紙使用量を減らしたり分別資源化を積極的に行うなどの取り組みの改善を求めた。また,前回不適合が生じる原因であった,責任の所在に関する部分をさらに明確にした。その結果,4社ともコピー用紙の使用量は減少し,ごみに関しても排出量の減少や資源化の促進など,環境負荷の削減という目的・目標は達成され,環境マネジメントシステムの継続的改善の有効性を実証することができた。 ISO14001の規格に沿いながら,低負担な環境マネジメントシステムの有効性や課題についても洗い出すことにより,企業や家庭などの様々な組織で運用可能な低負担の環境マネジメントシステムについて提案することができた。
抄録(英)
It is our goal to establish an environmental management system (EMS) which can be constructed easily in not only big businesses but also small-size offices. Therefore, in this research, the first purpose is the construction of a simplified EMS in alignment with ISO 14001 in small-size offices that cannot acquire ISO 14001 certification. The second purpose is the creation of an environmental performance evaluation and a method for its continual improvement. In 11 offices, a simplified EMS was constructed in order to know the present condition of the environmental burden of these offices. There was a tendency for smaller offices to show a high rate of achievement in their efforts to reduce their environmental burden. Of these, four offices were able to revise the simplified EMS through continual improvement. Consequently, the amount of copy paper and garbage was reduced. The purpose of reducing the environmental burden was attained and the quality of the simplified EMS was supported.
掲載誌名
環境科学会誌
16巻
4号
開始ページ
305
終了ページ
316
出版年月日
2003-07-31
出版者
環境科学会
ISSN
0915-0048
1884-5029
NCID
出版者DOI
NAID
言語
日本語
NII資源タイプ
学術雑誌論文
広大資料タイプ
学術雑誌論文
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
権利情報
Copyright (c) 2003 社団法人 環境科学会
関連情報
本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものである
関連情報URL
関連情報URL(IsVersionOf)
http://ci.nii.ac.jp/naid/10011458622/
部局名
生物圏科学研究科