仮説を重視した課題研究の試み : 空気抵抗のある落下運動の教材化
この文献の参照には次のURLをご利用ください : http://doi.org/10.15027/482
ID | 482 |
本文ファイル | |
著者 | |
NDC |
教育
|
内容記述 | 高等学校1年生総合理科の課題研究として「空気抵抗のある物体の落下運動」を取り扱った。課題研究に人る前に, 素朴概念についての調査を行なった。その結果, 生徒は空気抵抗は物体の質量には関係せず, 物体の大きさによって決定すると考えており, 物体に運動についても, 重力との合力で考察することができず「空気抵抗が大きなものほどゆっくりと落ちる。」という結論を持っていることが分かった。調査結果を生徒に示し, 空気抵抗の特徴の仮説を班討議させ, 実験で検証した。実験で使用したコンピュータを利用した計測装置は自作した。予備調査, 仮説の設定, 実験, まとめという流れの各段階で討議を繰り返すことで, 生徒の興味関心が高まり, 科学的態度の育成へとつながったと考えられる。
|
掲載誌名 |
中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校
|
巻 | 36巻
|
開始ページ | 59
|
終了ページ | 67
|
出版年月日 | 1996-03-11
|
出版者 | 広島大学教育学部附属福山中・高等学校
|
寄与者 | 国立情報学研究所
|
作成年月日 | 2006-03-21
|
ISSN | 0916-7919
|
NCID | |
SelfDOI | |
言語 |
日本語
|
NII資源タイプ |
紀要論文
|
広大資料タイプ |
学内刊行物(紀要等)
|
DCMIタイプ | text
|
フォーマット | application/pdf
|
著者版フラグ | publisher
|
部局名 |
附属学校部
|
他の一覧 |