このエントリーをはてなブックマークに追加
ID 35490
本文ファイル
別タイトル
日本のドイツ語授業における授業言語選択の際の諸要因 : ドイツ人および日本人ドイツ語教員に対するアンケート結果
著者
NDC
教育
抄録
本稿では、日本のドイツ語授業における教員の使用言語に関するアンケート調査の中間報告を行う。日本の大学で教えているドイツ人および日本人のドイツ語教員に対し、教員の使用言語としてドイツ語あるいは日本語を選択する際に、どのような諸要因が関与しているかをアンケート調査をした。この中間報告では、それぞれ25人のドイツ人と25人の日本人の教員の回答を分析する(n=50)。量的な分析結果によれば、日本人教員は全体として、ドイツ人教員よりも、どちらかと言えば学習者の母語を使う傾向にある。ドイツ人教員にとっても、日本人教員にとっても学習者の母語の使用を選ぶ明らかな要因は、教える内容あるいは構造の複雑さである。またドイツ人教員にとっては学習者の側の学習動機の弱さも、日本人教員にとってはクラスサイズの大きさや学習者の言語レベルの低さも母語を選ぶ要因である。自由回答の形で明らかになった日本語利用を優先する要因は、時間の節約、ならびに1つの学習者グループ内での言語レベルのばらつきである。教員の使用言語として目的言語であるドイツ語を選択しようとする場合には、とりわけドイツ語母語話者の側には、すべて分からなくても良いという「曖昧さへの耐性」を養成しようという意図があるように思われる。
掲載誌名
広島外国語教育研究
17号
開始ページ
239
終了ページ
251
出版年月日
2014-03-01
出版者
広島大学外国語教育研究センター
ISSN
1347-0892
NCID
SelfDOI
言語
ドイツ語
NII資源タイプ
紀要論文
広大資料タイプ
学内刊行物(紀要等)
DCMIタイプ
text
フォーマット
application/pdf
著者版フラグ
publisher
権利情報
Copyright (c) 2014 広島大学外国語教育研究センター
部局名
外国語教育研究センター
他の一覧