広島外国語教育研究 24号
2021-03-01 発行

Japanese University Students’ Attitudes toward and Usage of Facebook in English Classes: The Implications

日本の大学生の英語授業におけるFacebook の利用意識と利用状況 : その意味
BINGË, Gavin
LAUER, Joe 外国語教育研究センター 広大研究者総覧
HOUGHAM, Daniel
本文ファイル
抄録
本研究では,日本人学生のFacebookに対する態度を調査するとともに,こうした代替ソーシャルネットワークプラットフォームを利用することによる言語学習への影響や授業での活用法についても調査した。本研究には,教育学部,法学部,工学部という英語を専門としない3つの学部の合計163名の日本人学生が2年間に渡り参加した。Facebookに対する態度のデータと実際の利用データは, 2つのアンケートによって収集された。その結果,多くの学生はグローバルで本格的なSNSを使った教室活動に価値を見出していたが,彼らの利用データと照らし合わせると,Facebookは必ずしも最良のプラットフォームとして選ばれていた訳ではないことが明らかになった。参加者のうち,今回のプロジェクト以外でFacebookを積極的に利用していると回答したのはわずか6%であった。他方,学生の回答によれば,約98%の学生はLINEを利用しており,73%の学生もYouTubeを頻繁に利用していた。更に,50%以上の学生がInstagramやTwitterを定期的に利用していた。本稿では,現在の文献を参考にしながら,これらの回答とその背景にある理由を詳細に検討した。
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