地域経済研究 26号
2015-03 発行

産業連関からみた中国の産業構造変化と経済成長の関係 <論文>

Influences of Industrial Structural Change on Growth of Chinese Economy from a Viewpoint of Inter-industrial Relationships <Article>
李 博
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抄録
本研究は, DPG分析を用いて産業連関の点から, 中国における需要構造変化と経済成長の関係を分析した。その結果, 1995年から2005年までの間, 中国における主導産業は農業, 素材型製造業から, 加工組立型製造業, サービス業に変化し, 産業構造の高度化が進行していること, 経済成長を促進する要因として輸出, 投資, 技術変化, 在庫純増があること, 消費は経済成長を阻害し, その度合いが拡大していることが明らかになった。今後, 中国が持続的経済成長を実現していくためには国内需要, とりわけ国内消費をいかに拡大できるかが重要だと考えられる。
内容記述
本稿は, 日本計画行政学会第29回中国支部大会 (2014年6月28日, 広島大学), 日本地域学会第51回年次大会 (2014年10月3日, 麗澤大学)での研究発表をベースに, 加筆・修正したものである。
キーワード
中国経済
産業構造変化
需要要因
DPG分析
Chinese Economy
Industrial Structural Change
Demand Factors
DPG Analysis