初等教育カリキュラム研究 9号
2021-03-31 発行

教科書分析を通じた助詞と図的表現の関連性についての考察 : 偶数と奇数を事例として

A Study of Relationship Between Postpositional Particles of Japanese and Illustrative Representations: Focusing on Even/Odd Numbers
紙本 裕一
福田 博人
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抄録
本稿では,偶数と奇数の概念形成にかかわる説明的文章での助詞を抽出し,図的表現との関連について明らかにする。本稿の知見として,1つ目に,助詞の使用頻度については,学年に関係なく格助詞の使用頻度が多いことが認められた。偶数と奇数の概念形成において,格助詞を使いこなせることが正しい表現へつながっていることは学年を問わず課題になっていることを意味する。2つ目に,偶数と奇数の概念形成において,小学5年では図的表現と助詞の組み合わせが多くあることが認められ,中学2年では認められなかった。ここでの助詞は格助詞を含めた全ての助詞である。
キーワード
助詞
図的表現
教科書分析
偶数
奇数
Postpositional Particles of Japanese
Illustrative Representation
Textbook Analysis
Even/Odd Numbers
権利情報
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