初等教育カリキュラム研究 7号
2019-03-31 発行

美術教育におけるモダンテクニックの特性 : 小学生を対象にしたワークショップの実践から子どもの表現の展開に着目して

Characteristics of Modern Techniques in Art Education: Exploring the development of children’s expression through a workshop for elementary school students
小室 明久
笠原 広一
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抄録
美術教育においてモダンテクニックは小学校だけでなく多様な年齢の実践の場で用いられている。しかし,その特性を活かした実践の創出には課題もある。そこで,本研究では大学の公開講座でのモダンテクニックを用いた生き物図鑑づくりのワークショップを通して,モダンテクニックによる偶発性を活かした活動から生まれる素材を子どもの表現へと結び付けることによって生まれる,子どもの表現の広がりについて考察した。実践の考察の結果,子どもはモダンテクニックによって生まれた色や形の特徴を生き物の素材に活かしており,それが生き物を構想するアイデアにもつながっていた。モダンテクニックによる偶発的な色と形の効果が,子どもの発想や構想を広げ,イメージ創出の方法となることが明らかになった。
キーワード
モダンテクニック
美術教育
表現
Modern Techniques
Art Education
Art Expression
Children
Collage
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