初等教育カリキュラム研究 7号
2019-03-31 発行

小中学校での社会的発達に関する研究 : 児童生徒への質問紙実施と教員によるエピソード記録を通して

Social Development of Children in Elementary and Junior High-School: An Assessment Based on Questionnaires and Episode Recordings by Teachers
若松 美沙
若松 昭彦 大学院教育学研究科 広大研究者総覧
本文ファイル
抄録
本研究では,1つの中学校区小学3年生から中学3年生までの児童生徒に実施した資質・能力質問紙調査の結果を基に抽出した73名と,担任が抽出した小学1・2年生の児童33名を対象に,他者評価であるエピソード記録を学級担任に依頼し,自尊心,主体性・積極性,協働する力の3観点から児童生徒の社会的発達を検討した。その結果,質問紙調査では,2回目は1回目と比して自己評価が有意に上昇していることが示された。また,エピソード記録では,意味ある他者と共に,意義ある活動を通して,学びを深めている児童生徒の具体的な社会的発達の姿が明らかにされた。本研究により得られた知見は,児童生徒の社会的発達や資質・能力に関する発達研究の進展に寄与するものであると考えられる。
キーワード
小中学校
社会的発達
質問紙
エピソード
Elementary School
Junior High-School
Social Development
Questionnaire
Episode Recording
権利情報
Copyright (c) 2019 初等教育カリキュラム学会