初等教育カリキュラム研究 7号
2019-03-31 発行

小学校1学年における絵本を用いた読書指導の可能性 : 国語科と図画工作科との関連を図った指導を中心に

Reading Picture Books in Elementary School: Defining Links Between the National Language Department and the Course of Drawing and Handicraft
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抄録
保幼小の円滑な接続が求められる現在,小学校1学年においては,幼児期に行われてきた読み聞かせを引き継ぎながら,児童が絵本の読み方を習得し,楽しみながら読む力を身に付けることができるように指導を行っていく必要がある。本研究では,絵本の文章だけでなく,絵を丁寧に読むことで絵本を深く読むことができると捉え,絵を読むことに関する絵本研究を基に,まず絵本の絵を読むことの意義と,絵を読むことで目指す力について考察した。次に,絵本研究から,絵に注目するために必要な絵の構成要素とページ構成を抽出した。さらに,それらを用いて絵本『はなのみち』の教材研究を行い,文と共に絵を読む方法を取り入れた読み聞かせの指導により,どのような読み方を身に付けることが可能であるか,絵本が教材としてどのような意義をもつかについて考察し,国語科と図画工作科との合科的・関連的な読書指導の可能性を示した。
キーワード
絵本研究
文章
読み聞かせ
要素
Picture Book Study
Pictures
Sentences
Story Telling
Story Element
権利情報
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