初等教育カリキュラム研究 7号
2019-03-31 発行

小学校音楽科におけるプログラミング教育のあり方の検討 : 授業実践事例を手がかりに

Use of Programming within the Music Departments of Elementary Schools: From Theory to Practice
長山 弘
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抄録
平成32年度から,小学校段階においてプログラミング教育が実施される。小学校段階でのプログラミング教育においては,各教科等の特質をいかに反映させるかが重要である。本稿は,プログラミングと親和性が高いとされる音楽科に焦点を当て,そのあり方を考察したものである。まず,書籍及びウェブサイトからこれまでの実践事例を収集し整理した。次に,実践事例での活動を参照しながら,文部科学省が示した「コンピュータを動作させるための手順(例)」を踏まえ,音楽科の特質を反映させた学習の過程を検討した。その結果,小学校音楽科の表現領域では,「思いや意図」が試行錯誤を通して明確になる点が重要な特質であることから,そのことを反映させたプログラミング活動を行うことの重要性を指摘した。また,多くの実践事例においてコンピュータが用いられていたことから,学習の過程におけるコンピュータの役割についても考察した。
キーワード
小学校
プログラミング教育
音楽科
プログラミング的思考
Elementary School
Programming Education
Music
Computational Thinking
Music Appreciation
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