初等教育カリキュラム研究 5号
2017-03-31 発行

「その子なりの論理」を活かした教育の開発に向けて : 論理療法を援用して <実践論文>

Development of an Education that Takes Advantage of "Children's Logic" : With the Aid of Rational Emotive Behavior Therapy <Practical Research>
春木 憂
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抄録
小学校現場においては,様々な児童が存在し,互いにかかわり合い,その中で齟齬を来すことがある。そして,それを乗り越えられずに迷ったり苦しんだりする。論者は,こういった児童の抱える課題の解決を目指した教育の在り方を見出すことを研究課題としている。このことについて,国語科における説明的文章の授業を工夫することで,一定の成果は見られたが,根本的な課題の解決には至らなかった。そこで,基礎となる理論の再検討を行った結果,論理療法を援用することとし,それによる実践を試みた。本稿は,以上の経過を,実践の概要と結果,課題の乗り越えを中心に報告するものである。成果として,「その子なりの論理」にアプローチすることが必要であるとした。また,今後の課題として,「その子なりの論理」に合わせた有効なアプローチを検討することとした。
キーワード
「その子なりの論理」
論理療法
小学校国語科
説明的文章
"children's logic"
Rational Emotive Behavior Therapy
Elementary school language arts
Explanatory text teaching materials
権利情報
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