初等教育カリキュラム研究 5号
2017-03-31 発行

ジョン・ゾーン《コブラ》を学習材とした活動にはどのような学びが埋め込まれているか : 学級担任の視点による検討 <実践論文>

Considering Situated Learning in Activities Using John Zorn's Cobra: From the Viewpoint of the Homeroom Teacher <Practical Research>
寺内 大輔 大学院教育学研究科 広大研究者総覧
谷本 由貴美
本文ファイル
抄録
本論文は,筆者のひとりである寺内が授業者となって行った,小学校における授業実践をとおして,ジョン・ゾーン(John Zorn)の考案した集団即興演奏の方法《コブラ(Cobra)》の教育的意義を検討するものである。寺内は,以前,2013年に広島市立A小学校第5学年児童を対象に,簡易化されたルールによる《コブラ》の実践を行い,多様な表現を引き出す活動としての意義や,児童一人ひとりの〈ストレングス〉を生かすための実践としての可能性を考察した(寺内2015)。
本論文では,2015年に同小学校第4学年児童を対象にして行った実践を対象とする。前述した2013年の実践での考察をふまえ,児童の普段の姿をよく知る学級担任である谷本との振り返りをとおして,児童一人ひとりが自らの〈ストレングス〉をどのように生かしているかを検討するとともに,《コブラ》を学習材とした活動にどのような学びが埋め込まれているかを検討した。
内容記述
本稿は,寺内の学位論文「ジョン・ゾーン《コブラ》の研究―即興演奏を素材としたコラージュとゲームをめぐる考察―」(2016)付録1「《コブラ》の教育的意義の検討―筆者による2つの授業実践を通して」第2章「小学校音楽科における実践2―2015年実践」の内容を一部修正したものである。

本研究は,JSPS科研費15K04501の助成を受けたものである。
キーワード
小学校音楽科
学級担任
即興演奏
ジョン・ゾーン
コブラ
music classes in elementary school
homeroom teacher
improvisation
John Zorn
Cobra
権利情報
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