初等教育カリキュラム研究 5号
2017-03-31 発行

器械運動における児童の運動技能に関する研究 : 下位教材と上位教材の関係に着目して <実践論文>

Research into Pupils' Movement Skills on Gymnastics Apparatus: Focusing on the Relationship Between Sub-Teaching Material and Supra-Teaching Material <Practical Research>
末吉 知規
大後戸 一樹 大学院教育学研究科 広大研究者総覧
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抄録
運動学習を効果的に進めるためには,下位教材の運動技能と上位教材の運動技能がどのように関係しているかを明らかにする必要がある。本研究は,「はねとび」「はねおき」のための教材として,下位教材に「アンテナブリッジ」,上位教材に「前転ブリッジ」を設定して,教材間の運動技能の関係を明らかにすることを目的とした。
そこで,児童の学習実態から「アンテナブリッジ」と「前転ブリッジ」の運動技能の関係について分析を行ったところ,「アンテナブリッジ」の達成が,「前転ブリッジ」の達成と関係しており,「アンテナブリッジ」と「前転ブリッジ」の関係を考慮した指導を行う必要があると示唆された。
また,下位教材の「アンテナブリッジ」を未達成であっても,学習の中で,補助によって動きの感覚がわかったり,「はね動作」が安定したりすることで上位教材の「前転ブリッジ」ができるようになった例もみられた。
キーワード
器械運動
はね挑び
運動技能
下位教材
apparatus gymnastics
neckspring
movement skill
sub-teaching material
権利情報
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