中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 39巻
1999-03-19 発行

ムラサキツユクサを使った原形質分離の実験

白神 聖也
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内容記述
原形質分離の実験材料として, ムラサキツユクサのおしべの毛を使ってみた。スライドガラスとカバーガラスの間におしべの毛と溶液を封入することによって, 簡便かつ短時間で原形質分離を観察することができた。細胞の色もはっきりした紫色で原形質分離がわかりやすい。多くの教科書で扱われているユキノシタの裏面表皮のように剥がす手間を必要とせず, たくさんのサンプルを得ることができる点でも教材としてすぐれている。このようにムラサキツユクサのおしべの毛は, 原形質分離の実験の教材として非常に有効であることがわかった。欠点としては, 花の時期が5月から10月なので, 1年中は利用できないことと, スライドガラスの上におしべの毛をたくさん置くと細胞どうしが重なりやすいことがあげられる。
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