広島大学附属三原学校園研究紀要 7巻
2017-03-28 発行

社会の中で真に生きてはたらく力を育成する授業開発 : 働くことの意味を主体的・対話的に追究する指導のあり方を探る

A Study on Creating a Lesson to Develop the Ability to Live and Work in Society: Focused on a Teaching Style to Seek for the Meaning of Work Actively and Interactively
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抄録
本研究の目的は,本学校園が文部科学省の研究開発として行っている新領域「希望(のぞみ)」の最終期中学校2年生の「働くことの意味」という単元において,身につけさせたい資質・能力を育成するための指導内容・指導方法・評価方法について考察し,その効果の妥当性を検証するものである。本単元では「人はなぜ働くのだろう」を問いとして設定し,自己理解,職業観の再編成を行った。本稿では,この間いを追究するため外部講師の活用や自分を応援するキャラクタ一考案とそれを自己の中に内在化させる活動などに焦点をあてて考察した。その結果,生徒のワークシートやアンケート調査ならびに行動観察からも生徒が自ら考え行動しようとする姿が見られた。今後もさらに効果的な指導方法・自己評価の在り方を追究していく必要がある。