広島大学附属三原学校園研究紀要 7巻
2017-03-28 発行

環境教育のための土の教材化とパフォーマンス課題の開発 : 酸性雨と土のpH緩衝能に着目して

Development of Environmental Education Teaching Materials and Performance Tasks Using Soil: Focusing on Acid Rain and Buffering Capacity of pH in Soil
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抄録
本研究の目的は,環境教育のための土の教材化とそれを用いたパフォーマンス課題を開発することと,それらを用いることによる環境保全に主体的に関わろうとする意欲の高まりを検証することである。土が環境の中で果たしている役割を中学生が見出せるように,酸性雨の問題と土のpH緩衝能を関連させた学習指導計画及び実験方法を開発した。パフォーマンス課題は酸性雨と川の水のpHの違いを説明させるものを開発した。環境保全に主体的に関わろうとする意欲を調べるために,日頃行っていることと,これから行いたいことを比較する質問紙を作成した。授業実践の結果,土の働きに関心を持たせたり,雨と土のつながりに気づかせたりすることができた。また,パフォーマンス課題の評価によって学習の定着状況を適切に評価できた。しかし,環境保全に主体的に関わろうとする意欲の高まりについては,作成した質問紙の結果からは明らかにできなかった。
内容記述
本研究は平成28年度科学研究費助成事業(奨励研究,課題番号16H00201 )により実施された。